日常の中で記録される血圧や体組成などの生体情報は、これまで研究や開発の現場で活用される機会が限られていました。
しかし近年、PHR(Personal Health Record)の普及やウェアラブル機器の進展により、個人由来の生体データが大規模かつ継続的に蓄積・利活用できる環境が整いつつあります。
これは、今後の医療・研究分野におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)を支える基盤として、 大きな可能性を持つ変化です。
本ウェビナーでは、オムロンヘルスケアが提供する「オムロンコネクト」に蓄積された血圧データを用い、その分布や測定行動の傾向を、国民健康・栄養調査やJMDCの特定健診データと比較した分析結果をご紹介します。
今回は血圧データに限定した解析ですが、今後はPep Upを通じたデータ連携を視野に入れ、体重・体組成・活動量など多様な生体情報とレセプトや健診データを連携し活用した研究展開も期待されています。
“身近なデータ”が、研究や開発にどう活かされていくのか。
リアルワールドデータの活用がDXへとつながっていく、その入り口として、ぜひご参加ください。
【内容】
・研究発表1 家庭用健康機器データの利活用:家庭血圧値の実態調査
・研究発表2 家庭用健康機器データの利活用:血圧測定行動の実態調査
・座談会 今回の取り組みからの気付きと今後の展望
【演者】
オムロンヘルスケア株式会社 小清水 宏
オムロンヘルスケア株式会社 藤田 和真
株式会社JMDC 製薬本部 リアルワールドエビデンス事業部 但馬 匠
株式会社JMDC 製薬本部 リアルワールドエビデンス事業部 寺島 玄
日時:2025年5月30日(金) 12:00 ~ 13:00
会費:無料
対象:製薬または医療機器等の会社に所属されている方
※上記以外の企業関係者および同業他社様につきましては、
参加をご遠慮いただくことがございます。予めご了承ください。